自民党では、石破首相の任期を待たずに前倒しで総裁選挙を実施するかの駆け引きが続く中、麻生最高顧問と茂木前幹事長が5日夜に会談しました。
麻生氏と茂木氏は5日夜、東京都内の日本食料理店で約3時間にわたり会談しました。
総裁選前倒しの是非を巡っては、麻生氏が前倒し実施を求める意向を表明しているほか、茂木氏に近い若手・中堅議員らも前倒しを求める考えで一致していて、両氏の会談でも前倒しに向けた党内情勢などで認識を共有したとみられます。
一方、続投に意欲を示す石破首相側は、政策や外交の「継続性」や「衆議院解散」などでけん制しています。
党は8日に意思確認手続きを行う予定です。