台風15号は5日、山陰地方から離れましたが、不安定な天気が続きました。
6日と7日は天気が回復し、厳しい残暑が戻りそうです。
台風15号は5日午後、東海地方を東寄りに進み大雨をもたらしています。
山陰地方には、5日未明に最接近し、断続的に雨が降りました。
台風は山陰から遠ざかったものの、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で日中も局地的に雨が降りました。
松江市では、画面向かって右側が晴れていた一方、左側は雨が降っていて、変わりやすい天気を象徴するような光景が見られました。
日中の最高気温は、米子で31.6℃、鳥取31.2℃と4日より2℃から3℃低くなったものの湿度が70%から80%台となり、不快な蒸し暑さが続きました。
なお松江地方気象台では、3日午後2時半ごろから観測装置の障害で気象データが配信できない状態が続いていて、気温などのデータが欠測となっていました。
気象台いよると、5日午後4時半に復旧し、その後データの配信が再開されています。
6日と7日は天気が回復する見込みで、最高気温35℃前後の厳しい残暑が戻るでしょう。一方、8日からは「秋雨前線」の影響で天気がぐずつきそうです。