アメリカ国防総省は2日、在日アメリカ軍の兵士による性暴力事件などを防ぐための対策に関する調査を始めるとの通知を出しました。
通知を出したのは、国防総省の内部監査を行う監察総監室です。
在日アメリカ軍の兵士などによる性暴力事件が相次ぐ中、軍による対策がどれだけ実効性があるのか検証するのが目的です。
対象となるのは東京の横田基地、沖縄のキャンプ・コートニー、神奈川の横須賀基地などで、日本人に対する性暴力や暴力事件を起こした兵士の犯罪歴や、訓練状況を調べます。
調査によって、軍の指針がどれだけ守られているかを評価し、暴力事件の再発防止につなげたい狙いです。