9月5日朝の岩手県内は活発な雨雲が流れ込み、1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降ったところがありました。
大雨の影響で大船渡市では倒木などの被害も確認されています。
県内は前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっていて、5日朝は活発な雨雲が流れ込み大雨となったところがありました。
雫石では9月としては観測史上最大となる1時間に50.5mmの非常に激しい雨が降りました。
また滝沢でも1時間に48.0mmの激しい雨が降り、9月の観測史上最大を更新しています。
大船渡でも土砂降りの雨になりました。降り始めから午前11時までの雨の量は86.0mmで、一時は末崎地区の1556世帯に警戒レベル3の「高齢者等避難」が発表されました。
この雨の影響で大船渡市内の立根町では倒木が発生し、市道釜石沢線が一時通行止めになったほか、倒れた木が電線に接触し一時最大130戸が停電となりました。
午後からは徐々に天気が回復し午後6時時点で、沿岸南部などを除き広い範囲で雨はやんでいます。
6日は高気圧に覆われ日中は各地で晴れる見込みです。5日より気温が上がる予想で熱中症に注意が必要です。