紙の街・苫小牧市の製紙大手、王子グループのトイレットペーパー工場が来年3月に閉鎖することが分かりました。

 トイレットペーパーの生産などで50年以上稼働してきた「王子ネピア苫小牧工場」。

 人口減少で需要が減ったことで来年3月に閉鎖します。

 工場の従業員70人はグループ内で配置転換されます。

 敷地およそ8万平方メートルの今後は決まっていません

 「(工場閉鎖の影響は?)影響はあります。ないわけない。町の存続そのものにかかわってきます」
(地元スーパー関係者)

 紙の街・苫小牧の金沢市長は「誠に残念なこと」とコメント。 

 一方で、新聞紙などを作る王子製紙のメイン工場は引き続き稼働します。

北海道文化放送
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