台風15号は、9月5日朝、岡山・香川に最も接近しました。台風の影響による大雨の恐れはなくなりましたが、交通機関に影響が出ました。
5日午前1時ごろ高知県宿毛市付近に上陸した台風15号は5日朝、岡山・香川に最も接近しました。
5日午前11時までの24時間に降った雨の量は香川県多度津町で127.5ミリ、高松市で95ミリ、玉野市で68.5ミリなどとなっています。
台風の接近に伴って山陽新幹線は東海道新幹線との直通運転を中止し、新大阪発着となっていましたが、午後3時ごろに直通運転を再開しました。在来線は、一部の区間で始発から運転を見合わせましたが現在は、運転を再開しています。
一方、海の便は岡山市の新岡山港と香川県の小豆島、高松市の高松港と小豆島、玉野市の宇野港と香川県の直島を結ぶフェリー・高速艇がそれぞれ、午前中の一部の便が運休しました。
国と四国4県などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は、台風15号による雨で高知県の早明浦ダムの貯水率が回復したとして、9月2日から行ってきた香川用水の取水制限を5日午後2時に全面解除したと発表しました。