9月4日現在、パ・リーグ4位の楽天は3日まで本拠地で5位・西武と対戦。3日は鈴木大地選手が満塁ホームランを放つも反撃及ばず、連敗を喫しました。
逆転でのクライマックスシリーズ進出へ。
勝負の9月に入った2日の試合は、昨シーズン途中まで楽天戦13連勝を記録していた難敵・今井が立ちはだかり、初回から三者連続三振を喫するなど、攻略の糸口をつかめません。
一方、楽天の先発はチームトップ6勝を挙げている岸。序盤を無失点で抑えますが、5回に1アウト3塁1塁のピンチを背負います。ここで三木監督は早めの継投を選択。しかし、2番手の加治屋が犠牲フライを許し、先制されます。
その後1点を追加され、2対0で迎えた6回。先頭の武藤がチーム2本目のヒットで出塁。なんとか得点につなげたいところでしたが、打率チームトップの村林がダブルプレーに倒れノーアウトのランナーを生かすことができません。
終盤3回は今井から1人のランナーも出すことができず、2塁すら踏めない完封負けを喫し、2対0でカード初戦を落とします。
直接対決で連敗は避けたい3日の2戦目。
先発はここまで2勝7敗と状態が上がらずファームでの調整が続いていた早川。2か月ぶりの1軍登板に臨みます。
ところが、立ち上がりからピンチを招くとストレートを捉えられ3ランを浴びるなど精彩を欠き、今シーズン自己最短の3回途中6失点で降板となります。
序盤から西武に大量リードを許し苦しい展開が続く中、気を吐いたのが野手最年長の36歳・鈴木大地!自身6年ぶりの満塁ホームラン!ベテランの一振りで7点ビハインドから一気に3点差まで追い上げます。
しかし反撃もここまで、序盤の大量失点が響き、11対6で試合終了。手痛い連敗を喫しました。
楽天は西武との直接対決に敗れ5位と1.5ゲーム差。残り24試合、負けられない戦いが続きます。