化学的に合成された肥料や農薬を使用しないことで環境への負荷を低減する有機農業の拡大を図ろうと佐賀市で3日、研修会が開かれました。

この研修会は化学的に合成された肥料や農薬を使わない環境への負荷を低減した有機農業を広めようと県が毎年開いているもので県内で有機農業に取り組む農家や関係機関の職員など約80人が参加しました。
研修会では熊本県にある有機農業の農園の経営者や、九州沖縄農業研究センターの研究員らが登壇し、たい肥づくりのほか土壌の管理に役立つアプリの使い方などについて講演を行いました。

【県農業経営課 千綿龍志副課長】
「これからも引き続き有機農業の推進、環境保全型農業の取り組み、こういったものを進めていきたいと思っておりますのでみなさんこういった取り組みにご協力をお願いしたい」

県内の有機農業の作付面積は220haで、県は来年度までに230haまで広げたいとしています。

サガテレビ
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