駿河湾フェリーの経営安定化に向け静岡県が新たに3億円あまりを補助する方針を固めたことがわかりました。運航継続のラストチャンスとみられます。

駿河湾フェリーは車やオートバイをフェリーに載せるための台船の損傷などで運休を繰り返していて、2024年度の決算は4400万円あまりの赤字で2期連続の赤字決算となっていました。

関係者によりますと、県は経営の安定化に向けた費用として9月の補正予算案に3億1000万円計上する方針を固めたということです。

県は2019年にも運営法人に2億円を貸し付けていて、関係者によりますと県の財政状況を踏まえると今後の追加支援は難しく今回の補助が運航継続へのラストチャンスになるとみられます。

駿河湾フェリーをめぐり静岡市も周辺の活性化などを目的に9月補正予算案に2000万円を計上しています。

テレビ静岡
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