能登半島地震で被災し避難してきた父親に暴行を加え死亡させた罪に問われている男の裁判で、検察は懲役5年を求刑しました。
大久保実被告(45)は2024年12月、千葉県君津市の自宅アパートで能登半島地震で被災し避難してきた父親の誠一さん(78)を蹴り、死亡させた罪に問われています。
3日の論告で検察は「体格差がある被害者に胸を蹴り上げるという強度の暴行を加え、死亡という重大な結果を招いた」と指摘し、懲役5年を求刑しました。
弁護側は「暴行は衝動的なもので計画性はない」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は4日に言い渡されます。