仙台市青葉区の西公園に計画されている全天候型の「遊び場」について、仙台市は2029年度に完成を目指す方針を示しました。
仙台市は西公園南側の市民プールの跡地に、天候を気にせず遊ぶことができる「屋内型の遊び場」を整備する計画です。
9月3日に公表された素案によりますと、施設の完成は当初の想定より早い2029年度中を予定。
全体の規模は3700平方メートル、室内の遊び場は2000平方メートルと、東北最大級となる予定です。
また、定員は約400人、午前9時から午後6時までの開館で、土日・祝日などは予約制を想定しています。
施設は2階建てで、ボルダリングなどを楽しめる「ダイナミックゾーン」のほか、大屋根がある「半屋外ゾーン」、「工作・アトリエゾーン」、「飲食・交流スペース」、「読書・くつろぎゾーン」などが整備される予定です。
利用料金は「無料を望む」保護者アンケートの結果をふまえ、引き続き検討が進められます。
駐車場は65台の平面駐車場を整備し、立体駐車場も検討するとしています。
仙台市は来年3月末までに基本計画を策定する予定です。