東北から北陸では2日夜から断続的に激しい雨がふっていて、関東では3日の夕方から夜にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、災害級の大雨に警戒が必要です。
秋雨前線の南下にともない、東北から北陸にかけては2日夜から雷をともなう滝のような雨となっていて、新潟・上越市では、3日午前11時半ごろまで土砂災害警戒情報が発表されていました。
1時間の降水量は富山・氷見市で66.0mm、山形・鶴岡市で58.5mmなど、ともに9月として最多となりました。
また、新潟では3日昼前にかけて、関東では夕方から夜のはじめごろにかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、大雨による災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害や河川の増水、道路の冠水などに厳重に警戒してください。
南の海上にある熱帯低気圧は、3日の夜にも台風に発達する見込みです。
4日にも九州に接近する恐れがあり、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、九州では南部を中心に雷をともなう非常に激しい雨となる恐れがあります。
また、5日にかけて西日本に上陸し、その後、6日にかけて東日本に接近する恐れがあります。
九州から関東の広い範囲で、大雨と最新の台風情報に注意が必要です。