女子のハンドボールの話題です。今度の土曜日にリーグ戦の開幕を迎える熊本ビューストピンディーズ。海外でプレーするなど経験豊富な4人の選手を新たに迎え、今シーズンを戦います。
山鹿市を拠点にする熊本ビューストピンディーズ。指揮を執るのは2シーズン目となるホン・ジョンホヘッドコーチ。そして選手はデンマーク出身のシウ・オーベックや、海外のリーグでプレー経験がある細江 みづきなど新たに4人が加わり、全員で23人が所属します。(今季から全員がプロ契約)
ホンHCは新加入の4人について、「特に攻撃面での活躍に期待している」と話します。
【ホン・ジョンホHC】
「(従来の選手は)縦の動きや前に攻める動きがちょっと足りなかったので、そこを解決してくれればもう少し点が取れると思う」
金色の髪がひときわ目立つ新加入のCB・細江 みづきは、これまで5年間、スペインリーグでプレー。今年、6年ぶりに国内リーグに戻ってきました。
【細江 みづき 選手】
「5年間スペインでやってきたことがどこまで通じるか確かめたい。日本から出て感じたことはオフェンス面だったら1対1の強さ。しっかり攻めないと次のディフェンスが来ないということを経験できた。縦の強さが自分のアピールポイントだからそこを見てほしい」
新チーム始動から2カ月、チームメートとも積極的にコミュニケーションを取り開幕に備えます。
またキャプテンに就任した5年目のCB・須田 希世子 も、「新加入選手と既存の選手との融合が今シーズンの強み」と言います。
【須田 希世子 キャプテン】
「新しい選手が増えたのでフレッシュな力と、いままで培ってきた経験を合わせてさらに進化したチームになると思うし、いろんな人がコートに入って戦うというのがチームの特徴。自分たちの目標はプレーオフ優勝なので、一戦一戦、しっかり勝ちに行けるように自分たちの目標に向かって頑張る」
リーグHは全11チームによる2回戦総当たりで、上位5チームがプレーオフへ進出。昨シーズンリーグの初代女王を逃したビューストは今シーズンこそ頂点を目指します。