宮城県女川町に今シーズン初めてサンマが水揚げされました。近年、不漁が続くサンマですが、今年は量だけでなく、安さとおいしさも期待できそうです。
女川魚市場では北海道沖でとれたサンマおよそ75トンが水揚げされました。
第11権栄丸 森田毅漁労長
「去年と比べると型もいいし、脂ものってて、いいんじゃないですか」
サイズは140グラム前後と中型よりもひと回り大きく、「脂のりもいい」ということです。
価格も落ち着くとみられ、9月2日朝は1キロあたりおよそ300円から450円と去年の半値以下で取引されました。
気象庁は8月、不漁の一因とされる「黒潮の大蛇行」が7年9カ月ぶりに終息したと発表し、全国的に「豊漁の兆し」が見られています。
第11権栄丸 森田毅漁労長
「いろいろな食べ方があるけど、塩焼きや刺身で食べてもらいたい」
サンマの水揚げは12月下旬まで続きます。