オンラインと店舗の両軸で展開 3カ月で完売

アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)は、農林水産省と随意契約により調達した政府備蓄米1万トンの販売を8月31日(日)に完了したと発表した。販売開始からわずか約3カ月での完売となった。

アイリスオーヤマは農林水産省の意向に基づき、2025年5月27日から政府備蓄米計1万トンの調達契約を締結。その後、自社グループの精米や販売体制を活かして、5月31日から一般販売を開始していた。

販売は、公式通販サイト「アイリスプラザ」のほか、アイリスグループの「ダイシン」など各店舗で展開。8月31日をもって、予定数量のすべてが完売となった。

同社は発表の中で、「今後も政府との連携を一層強化し、持続可能な食料供給体制の構築と、家庭向け米の安定供給を通じて、日本の食料供給体制の強化に貢献していく」とコメントしている。

なお、今回販売された政府備蓄米の精米商品「和の輝き5kg」は、全国でいち早く発売され、販売初日に店舗に人が殺到した様子を伝えるニュース記事はSNSなどでも話題となった。

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。