新規参入が相次ぐリカバリーウエア市場、業界最安値を掲げるワークマンがリカバリーウエアの大衆化を目指します。
冷気や暖気を遮断し衣服の内部の温度を一定に保つとして、2024年注目を集めた“断熱ウエア”。
9月1日のワークマン秋冬新製品の発表会では、こうした人気商品の販売目標を大幅に引き上げると発表しました。
品切れが相次いだ断熱ウエアは、販売目標を2024年の8倍に。
もう一つ、2024年の10倍を目指すのが血行促進や疲労回復などをサポートするという“リカバリーウエア”です。
リカバリーウエアは上下で3800円と、お値打ち感がワークマンの強み。
今回は進化したモデルや寝具も加え、全24アイテムを展開し価格と機能性を武器にリカバリーウエアの大衆化を目指します。
ワークマン・土屋哲雄専務取締役:
上下で3800円なので気軽にお試しできる。(他社は)2倍以上、5~10倍になっているので、これはワークマンの出番かなと。この市場を全部取るという考え。今度は本気でお客さまのニーズに応えるぐらい大量につくる。
ワークマンプラスやワークマン女子など、業態転換で販路を拡大してきたワークマン。
リカバリーウエア市場にどのような影響をもたらすか注目されます。