8月上旬に出荷が始まっているレンコン。新潟県内の2大ブランド『大口レンコン』と『五泉美人』の特長やオススメの食べ方などを紹介します。
9月1日、この日も威勢の良い競りが行われていた新潟市中央卸売市場。
【記者リポート】
「秋らしい野菜が出回り始める中、今回ご紹介するのはレンコンです」
県内でレンコンの2大ブランドとして知られる長岡市の『大口レンコン』と五泉市の『五泉美人』。
【新潟中央青果 徳永直樹さん】
「特長としては、大口レンコンがシャキシャキ系、五泉美人がホクホク系と一般的には言われている」
今年も十分な日差しを受け、おいしく育ったというレンコン。8月上旬に始まった出荷は12月にピークを迎えます。
【新潟中央青果 徳永直樹さん】
「非常に順調な出荷で、やや豊作気味。天気が良かったので味も良いし、サイズも良いものが出てきていて助かっている」
部位によって食感が違うというレンコン。その見極め方は…
【新潟中央青果 徳永直樹さん】
「どちらかというと、小さくて丸みのあるものの方がやわらかくて、煮物などに向いている」
また、比較的細長い見た目のものは根に近い部分で、シャキシャキ感がきんぴらなどにおすすめです。
レンコンは生育が順調ですが、そのほかの秋野菜については天候の影響で今年は全体的に不作気味だということです。
【新潟中央青果 徳永直樹さん】
「高温が強く作業の遅れ、ものによっては種をまいてから枯れてしまったものもあり、種のまき直し等があった。秋作の野菜は若干品薄が予想されている」
さらに、九州地方を産地とする野菜も大雨の影響を受け、供給量が減っています。
【新潟中央青果 徳永直樹さん】
「農家の皆さん、苦労して作られているが、何よりもおいしく食べてほしいと思って作られていると思うので、ぜひ残さず最後までしっかり食べてもらえれば」