異例の猛暑が続いていることを受けて大分県宇佐市では、1日ダムの水を利用する関係者などが対策について話し合いました。

宇佐市内の農地に水を供給する香下ダムと、日出生ダム、日指ダムの3つの農業用ダムでは8月4日から水の放流量を3割カットしています。

ダムのある地域では8月、雨が降ったものの7月の降水量が平年の1割ほどしかなかったため、貯水率は現在20%から40%ほどに留まっているということです。

そのため1日関係者は放流制限を継続することを確認しました。

◆駅館川土地改良区連合田畑憲昭 事務局長
「引き続き3割カットの放流をしつつ、稲の(水の供給)が落ち着けば、安心院のブドウの方に通水量を回すというような手段で今後も実施していこうと思っている」

農業用ダム3つのうち、宇佐市の香下ダムではこのまま雨が降らなければ9月半ばに貯水率が0%になる可能性があるということです。

テレビ大分
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