大阪府吹田市の集合住宅で、母親と娘2人の遺体が見つかった事件で、警察が26歳の父親を容疑者死亡のまま、殺人の疑いで書類送検したことが分かりました。
ことし6月、吹田市青葉丘南の集合住宅の一室で、26歳の母親と2歳と1歳の娘がベッドの上で仰向けで死亡しているのを、警察官が見つけました。
3人は出血していて、近くには血痕のついた包丁がありましたが、司法解剖の結果、死因はいずれも窒息でした。
一方、同じ日に現場から1.3キロほど離れた路上では、26歳の父親が歩道橋から転落したとみられる状態で見つかり、死亡が確認されています。
捜査関係者によると、警察はきょう=1日、母親と娘2人の首を何らかの方法で圧迫し殺害した疑いで、死亡した父親を書類送検したということです。