大量のカキ殻が漂着している宮城県石巻市の長浜海岸で、9月1日、海岸を管理する県が、初めて清掃活動を行いました。
9月1日の清掃活動には、県の担当者や地元住民など、およそ270人が参加しました。
石巻市の長浜海岸には、この夏、養殖施設から落ちたとみられる大量のカキ殻が漂着し、海岸の一部を含む渡波海水浴場の海開きが中止となりました。
海岸を管理する県は、モニタリングの結果、日によって漂着する量に違いがあることなどから、今回初めて清掃活動を行い、今後の対策を検討していくことに決めたということです。
県東部地方振興事務所水産漁港部 千田知弘総括次長
「当然きれいな海岸が望ましいので、モニタリング結果を踏まえて、今後の対応を検討したい」