サッカー場などを整備するスマートスポーツパーク構想の是非が争点となった大郷町長選挙で、構想の見直しを訴えた新人の石川良彦氏が現職を破り初当選しました。

8月31日に投開票が行われた大郷町長選挙は、新人で前の町議会議長の石川良彦氏(73歳)が2541票を獲得し、現職の田中学氏(79歳)におよそ500票差をつけて初当選しました。

今回の選挙戦の最大の争点は、田中氏が進めてきた「スマートスポーツパーク構想」の是非で、石川氏は採算性や実現性が不透明なことなどから、構想の見直しを訴えていました。

初当 新人 石川良彦氏(73)
「本来やらなければならなかったこと、やって当たり前のこと、できることが先送りになってきた状態だった。実現可能な今すぐやれること、今できることをすぐにでも実行してまいります」

一方、敗れた田中氏は…。

敗戦の弁 田中学氏(79)
「私の政策に理解が得られなかったことは、まさに私の至らない部分」

投票率は73.22パーセントでした。

仙台放送
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