北アルプス烏帽子岳付近の山小屋内で京都府八幡市の73歳男性が体調不良になり、ヘリコプターで救助されました。
男性は28日、2人パーティで七倉登山口から入山し、烏帽子岳付近の山小屋内で体調不良となりました。
午後4時半ごろ、山小屋の従業員を通じて、救助要請があり、午後5時半過ぎ、長野県警ヘリで男性を救助して、安曇野市内の病院に搬送しました。
警察によりますと、男性は山小屋で嘔吐していたということです。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。