北海道南部の江差町でクマの出没が相次いでいますが、複数の現場から採取したフンなどを調べたところ、同じ個体であることが新たにわかりました。
8月27日午後8時ごろ、上ノ国町向浜で、自宅にいた女性が、敷地内のゴミ箱をあさる体長1.5メートルほどのクマを見つけました。
ゴミ箱は倒され、隣の畑にも足跡が残されていました。
「計ったら17センチくらいあった。でかい。窓を開けていると心配です」(畑の所有者)
上ノ国町と隣の江差町ではクマに畑を荒らされるなどの被害が相次いでいますが、北海道によりますと、約5キロの範囲内の5か所に残されたフンなどのDNAを分析した結果、同じ個体であることが新たにわかりました。