多くの人気作品を世界に送り出してきた映画監督・押井守さんが高知県内の学生にアニメーション業界について語りました。

押井守監督:
「ギャグマンガをやっているときは、ほかのこと全部忘れられるんですよ。同時にいろんなことを考えていたら人間うまくいくわけない。うる星やつらやってたときは他の仕事全部忘れる」

高知市で開かれた講演会は、県内の学生にアニメ業界について知るきっかけづくりにと県が主催しました。3回目となる今回は、映画監督・押井守さんとバンダイナムコフィルムワークス・浅沼誠社長が、アニメ業界の今とこれからについて対談しました。講演には県内の中学生から大学生まで約60人が参加。

押井監督は劇場版「うる星やつら」や「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」など、海外の映画界にも影響を与えた人気の作品を多く手がけています。押井監督がアニメ業界に入ったときに初めて絵コンテを作成した時には・・・

押井監督:
「2週間で描いてくれって言われて、2週間で持って行ってもだいたいインパクトないんですよ。1週間とか5日ぐらいで描いて持って行ったんですよ。びっくりしたんですよねパッと見て、いいじゃん描けてるじゃんって」

押井監督は、なにごとも挑戦するところから新しいスキルが身に付けられると自身の経験を語りました。

高知さんさんテレビ
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