関西大学の宮本勝浩名誉教授が今年、阪神タイガースが優勝した場合の経済効果が約1084億円と2005年以降の優勝チームでは最大の経済効果があるとの試算を発表した。
宮本名誉教授によると2025年の阪神タイガース優勝の経済効果は全国で約1084億4513万円、関西地域では約976億62万円と試算される。
これは2023年の阪神の「アレ」優勝の時と比較して約104億円高い(関西地域比)という。

■佐藤輝明選手など若手の活躍が経済効果を押し上げる
その理由として宮本名誉教授は以下の要因を指摘する。
・観客動員数の増加
・藤川新監督や佐藤輝明選手など、若手選手の活躍により新鮮味が増したこと
・物価上昇の影響
・阪急阪神ホールディングスの株価上昇
・国内外の政治経済や安全保障、外交が不安定化するなか健全なスポーツの人気が高まったこと
経済効果とは、「直接効果」、「一次波及効果」、「二次波及効果」を合計したもので、阪神が優勝しなかった時と比較して優勝した時の経済効果のプラスの差額を「阪神優勝の経済効果」としている。
「直接効果」は甲子園球場の来場者、球場内での飲食、グッツの売り上げなど。
「一次波及効果」は例えば球場内のレストランのカレーライスの米や肉、野菜などの材料やグッツの原材料の売り上げ増加など。
「二次波及効果」は「一次波及効果」の恩恵を得た企業の経営者や従業員の所得が増え、それに伴い増加した消費額を試算したもの。

■「アレ」優勝を上回り、過去20年で最大の経済効果
2025年の阪神優勝の経済効果は2005年以降のプロ野球優勝チームでは最大だということだ。
