絵本作品を人形劇で上演することで、本や舞台を身近に感じてもらう人形劇が上演された。公演を行ったのはたった2人だけの劇団。
この上演会は、親子が一緒に人形劇を見ることで、感動共有とふれあいの場にしてもらおうと、鶴岡市の教育委員会が開催したもの。
人形劇を行ったのは秋田の人形劇団「クスクス」。
団員が2人だけの劇団で、東北各地で公演活動を行っている。
会場には市内の園児・その保護者ら約80人が集まり、オリジナル作品の子豚と犬の物語「ガービーブーとおともだち」や、昔話をもとにした「はなさかじいさん」が上演された。
「枯れ木に~、花を~、咲かせましょう~」
(来場者)
「とても楽しかったです。2人で一緒に見ることができて、いい思い出になりました」
「楽しかった。楽しかったそうです。なかなかない機会なので、親子で楽しめました」
(人形劇団クスクス・伊藤晃代表)
「いろいろな想像力をかき立てるような題材が、子どもたちの物を作る力を育んでくれればという思いで活動している」
人形や舞台装置はすべて劇団が手作りしている。
人形たちの表情豊かな動きに、子どもたちは大きな笑い声をあげたり、真剣なまなざしで見入っていた。