旧・名古屋女子大学などを運営する学校法人の副理事長が逮捕されました。「容疑は事実無根」とコメントしています。

 名古屋地検特捜部に逮捕されたのは、2025年に名古屋女子大学から名称を変更した「名古屋葵大学」などを運営する学校法人越原学園の副理事長・越原洋二郎容疑者(52)です。

 特捜部によりますと、越原容疑者は2020年から2021年にかけ、太陽光発電の設備を購入する際に金額を上乗せして業者と契約し、学園に差額分5500万円の損害を与えた背任の疑いが持たれています。

 大学の屋上には多数のソーラーパネルが設置されていますが、特捜部や学園はどの設備が容疑に当たるか明らかにしていません。

 特捜部は、越原容疑者が上乗せした金の一部のキックバックを受けていたとみて調べていますが、学園はウェブサイトに「容疑は事実無根と認識している」とするコメントを掲載しました。

東海テレビ
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