新名神高速道路を逆走し、6人がケガをする事故を起こしたなどの罪に問われた男の初公判が8月26日に開かれ、男は逆走の理由について、飲酒運転中にパトカーを見てパニックになったと説明しました。
ペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス被告(35)は2025年5月、名古屋市内で酒を飲んだ後、三重県亀山市の新名神高速道路を逆走し、6人にケガをさせた危険運転致傷や酒気帯び運転などの罪に問われています。
26日の初公判でロッシ被告は起訴内容を認め、被告人質問で「パトカーを見て酒を飲んだことがばれるのが怖くなり、パニックになった」と、逆走した時の状況を説明しました。
検察側は「逆走に気付きながら運転を継続したのは悪質」などと指摘し、懲役3年を求刑しています。