踊り連が熱く舞った岡山県下最大級の夏の祭り「うらじゃ」です。厳しい暑さの中、8月24日までの2日間開催され、観客を含めて約40万人が沸きました。

岡山市中心部で開幕した「うらじゃ」。82の踊り連から約3300人が集結し、伝説の鬼「温羅」をモチーフにした独特の化粧と衣装を身にまとい熱い踊りを繰り広げました。30回の節目となる2025年は、イオンモール岡山や下石井公園のほか新たに加わった「杜の街グレース」など市内6カ所に演舞場が設けられました。

(踊った人)
「初めての演舞場だったが客との距離が近くて熱を感じうれしかった」
「2階からとかいろいろな所から見てくれる人がいて緊張した」

踊り連が夏に負けない「熱い」パフォーマンスを繰り広げる一方、最高気温が35.2度となった会場。熱中症対策として保冷剤も配られました。そんな中、メイン会場となる岡山市役所筋ではパレードが行われ、沿道の観客を大いに沸かせました。

24日夜のクライマックスは、踊り手と観客が一緒に行う恒例の「総踊り」。祭りは最高潮を迎えました。

(総踊りに訪れた人)
「楽しかった。皆が集まって知っている人も知らない人も一緒に参加して楽しかった」
「少し踊った。きょうが初めてだったが楽しかった」
「最高。とても楽しい。声を出しすぎて声が枯れた」
「楽しかった。皆で踊って雰囲気がとてもいい。化粧もいい」
「うらじゃ最高」

2025年の人出は、2024年より5万人多い約40万人。多くの人が熱狂した2日間となりました。

岡山放送
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