北海道・初山別村でクマの出没が相次いでいることを受け、道は8月24日から9月23日までの1か月間、初山別村に「ヒグマ注意報」を発出しました。
初山別村では中学校の周辺では20日から23日にかけてクマの目撃情報が4件寄せられています。
20日には体長約1.5メートルのクマが確認され、21日夕方には中学校のすぐそばで体長約1.3メートルのクマが居座っていました。
さらに23日には午前9時ごろに中学校北側の神社の敷地で、午前10時半ごろに中学校南側の田んぼで、いずれも体長約1.5メートルのクマが目撃されました。
23日に警察官や村役場職員、ハンターが出動した際、ハンターが1発発砲。
弾はクマの尻のあたりに命中しましたが、クマはそのまま山に逃げ込んだということです。
けが人はいません。
道はホームページやSNSなどを通じて、クマに遭遇しても不用意に近づかないことや、生ゴミなどクマを引き寄せるものを屋外に放置しないよう、住民に注意を呼びかけています。