杜の都のシンボルロードとも言われる青葉区の定禅寺通で、新たなにぎわいや交流の場を作ろうと、アートや音楽を楽しめるイベントが８月２３日、始まりました。
記者リポート
「定禅寺通の一角をよく見てみると食器が埋め込まれています。実はこちらもアート作品なんです」
初開催となる「定禅寺アートストリート２０２５」。
再整備が進む定禅寺通で、新たなにぎわいを生み出そうという新たな試みで宮城ゆかりのアーティストなどの作品が展示されています。
こちらの展示は「土」の買取店です。
土に高い価値があるとして取り引きされている架空の世界を、表現しています。
仙台出身 美術家・佐々瞬さん
「（土は）必要なもののはずだが日常的には実感が得られなくて、ちょっと”くせ”のある切り口、体験を通じて（必要さを）味わってもらえたらいいのかな」
訪れた人
「街の中に出てきて偶然出合ったりいろんな自分とは違う価値観のものに出合ったりする機会は全然ないんですよね。だからすごく貴重な機会だなと思います」
イベントは９月７日まで開かれていて、西公園では音楽ステージなども予定されています。
