岩手県盛岡市の東北銀行は、全国の地方銀行と連携を進めている金融機関大手・ＳＢＩホールディングスと資本業務提携を結びました。
東北銀行は8月21日、ＳＢＩホールディングスと資本業務提携を結んだと発表しました。
東北銀行では経営基盤の強化やサービス高度化を図るためとしていて、ＳＢＩの株式を1億円を上限に取得する一方、ＳＢＩ側は東北銀行の株式を2.95％を上限に取得するとしています。
経営環境が厳しさを増す中、東北銀行は2021年に宮城県仙台市のフィデアホールディングスとの間で経営統合に合意したものの、方向性の違いを理由に2022年、解除しています。
ＳＢＩのグループでは、インターネットを中心に革新的な金融商品を提供していて、東北銀行では連携の強化により、地元企業の生産性向上や顧客の資産形成を支援し、持続可能な社会の実現に貢献するとしています。
ＳＢＩは近年、地方銀行との連携を進めていて、資本業務提携は東北銀行が10行目となります。
