SNSで募集してグループで犯罪を行う「闇バイト」。この「闇バイト」に巻き込まれやすい若い世代へ警鐘を鳴らそうと、同じ若い世代が、8月22日に岡山市で勉強会を開きました。
(岡山少年院の担当者)
「ポケットに300円しかない。あと2週間、このお金で何とかしなくては。このようなピンチに陥ると危ない人の誘いにのってしまう」
「闇バイト」に手を染めるケースを説明する少年院の担当者。話を聞くのは、岡山県内の中学生や高校生など約25人です。
このイベントは通信制高校3年で総社市在住の安藤花音さんが、同じ世代で広がる「闇バイト」へ警鐘を鳴らそうと企画しました。
少年院から講師を呼び、若者の心理に付け込む手口の実態や予防のための知識などを知ってもらいました。
(通信制高校3年 安藤花音さん)
「私の周りにも実際に犯罪に手を出した人がいるので、参加者に勉強会を通じて学んでほしい」
安藤さんは、今後も若者の非行防止などに取り組みたいとしています。