8月の豪雨災害で車を失った九州の被災者に車を貸し出そうと、支援団体が県庁で車の寄付などの協力を呼びかけました。

◆日本カーシェアリング協会吉澤武彦代表
「支援用の車が圧倒的に足りていない実情にある」

九州地方には8月8日から12日にかけて線状降水帯が発生し、鹿児島や熊本ではあわせて6400棟の住宅で被害があったほか県内でも日田市で住宅が水に浸かりました。
こうした状況を受け日本カーシェアリング協会は22日車の寄附などを呼びかけました。

協会では現在、およそ150台の車を確保していますが予約の申請は1500件近くに上っていて追加で500台ほどは必要だということです。

今回の貸し出しの拠点は鹿児島と熊本にあり、寄付される車はボランティアが拠点まで運ぶということです。

寄付は協会のホームページなどで受け付けていて吉澤代表は「寄付という形で支援に協力してほしい」と話しています。

テレビ大分
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