門司税関(福岡・北九州市)の新しい税関長が22日に会見を開き、国際的なイベントを安全に開催するため厳格な取り締まりを行っていきたいと意欲を述べました。
8月1日付けで門司税関長に就任したのは、弓削州司氏(57)です。
弓削税関長は東京都出身の57歳で、1993年に当時の防衛庁に入り、これまで防衛省の情報本部副本部長などを歴任してきました。
着任会見で弓削税関長は、現在開催されている大阪関西万博を例に挙げ、国際的なイベントの安全な開催のため貨物の検査体制を強化し、厳格な取り締りを行いたいと話しました。
またトランプ関税の影響でアメリカへの自動車の輸出額が4カ月連続で前の年を下回っていることについて「先行きが不透明なため、今後の動向を注視していきたい」と話しています。