台風12号は熱帯低気圧に変わりましたが、8日にも記録的な大雨があった鹿児島県では土砂災害に厳重な警戒が必要です。

九州を横断した台風12号は、22日午前9時に熱帯低気圧に変わりましたが、降り始めからの総雨量が鹿児島市で347.0mmを観測するなど記録的な大雨をもたらし、各地で被害が出ています。

鹿児島市などでは複数の家が床上床下浸水したほか、枕崎市では住宅に土砂が流入する被害がありました。

大雨のピークは過ぎましたが、大気の不安定な状態が続き、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。

鹿児島県では8日にも線状降水帯が発生し、霧島市では24時間313.0mmを記録するなどしました。

地盤が緩んでいて、少しの雨でも土砂が崩れる可能性があるため、警戒してください。

鹿児島テレビ
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