市長や町長が災害対応について学ぶ研修会が21日、佐賀市で開かれました。
この研修会は災害発生時に対策本部長となる県内の市長や町長が、適切な対応について学んだり知識や経験を共有したりするものです。
21日は県内19市町の市長や町長などが参加。
午後に行われたワークショップでは「佐賀県北東部で地震が発生した」という想定のもと、風呂やトイレが使えない、電力の供給が足りないなど被災者の困りごとをグループごとに付箋に書き出し、災害対策本部としてどのように対応すればよいか話し合っていました。
【玄海町 脇山伸太郎町長】
「やはり玄海町は原子力発電所もあるし、自然災害と複合災害も考えられるので、そういったときにもちゃんとできるような体制をつくらないといけないときょう感じた」
また、記者からの質問に答える模擬の記者会見も開かれ、被災者に寄り添う話し方やわかりやすい説明などについて理解を深めていました。