誰もがサッカー観戦を楽しめる環境を作ろうと県やサガン鳥栖、障害のある当事者などが意見交換を行いました。
この意見交換は誰もがサッカー観戦を楽しめる環境を作ろうと実施されたもので、県やサガン鳥栖スタッフのほかアドバイザーとして障害者団体や県国際交流協会などが参加しました。
21日はサガン鳥栖の本拠地である駅前不動産スタジアムを視察しながら、あるとうれしい設備やサポートについて意見を交わしました。
またアドバイザーは事前にサガン鳥栖のホーム戦も観戦していて障害や年齢、国籍などに関わらず初めて行った人でも楽しめるような環境作りが必要であることなどを再確認していました。
【県視覚障害者団体連合会 草野洋二会長】
「観戦時に人的サポートを厚くしていただきすごくよかった。試合の様子とか私の手のひらにボールの位置など示してくれた」
【〇〇な障がい者の会 内田勝也会長】
「ハード面だけでなく人のサポート、ハートの部分も取り組んでいただけることによって、よりよい施設、サッカーの盛り上がりにつながっていくのではと期待している」
県は高齢者や障害のある人子育てや妊娠をしている人などみんなが自然に支え合い心地よく過ごせる「さがすたいる」を広めていて、スタジアムでのボランティアの配置などを検討するということです。