暦の上では秋ですが、山陰地方も厳しい残暑が続いています。
こうした中、標高約900メートルの奥大山では、ユニークな「ひんやり体験」で涼を取ることができます。
岡本風賀アナウンサー:
手元の温度計は25.4℃、日差しは強いですが、風が心地よく涼しく感じます。
そのひんやり体験をできるのは鳥取県江府町の標高920メートルの高原にある「休暇村奥大山」。
奥大山の自然の中で、キャンプや様々なアクティビティも体験できる宿泊施設です。
この日、大山のふもとの米子市の最高気温は35.5℃と「猛暑日」を記録しましたが、ここ奥大山は25℃でその差は約10℃。これだけでも涼しさを感じますが…。
岡本風賀アナウンサー:
冷たっ!気持ちいい!サウナ後の水風呂みたいですね。
「足湯」ならぬ「足水」!水温は19℃で地下250メートルからくみ上げた、清らかな天然水に足を浸します。
水は硬度13の超軟水。やさしい肌あたりで、まさにここだけの極楽体験です。
大山のふもとの豊かな湧き水で暑さをしのいでもらおうと、施設が浴槽やベンチを整え、「足水場」をつくりました。さらに…。
岡本風賀アナウンサー:
冷たくておいしい!爽快です!お馴染みの天然水の味が、蛇口から出るのが新鮮ですね。
隣には水汲み場も…。大山のふもとに広がる豊かなブナ林に育まれた水は、ミネラルなどが豊富。周辺には、ミネラルウォーターの工場が進出するなど「名水の里」として知られています。
休暇村のホテルでは、この水でいれたコーヒーを提供。贅沢な自然の恵みを味わうことができます。
休暇村奥大山・山邉聖也さん:
宿泊の方はもちろん、日帰りの方もご利用できますので、ぜひお越しになって、美味しい水を楽しんでいただけたらと思います。
「足水」など名水を使ったサービスは8月31日まで。
宿泊しなくても無料で利用できます。