21日午後5時ごろ、台風12号が鹿児島県に上陸しました。
激しい雨によって道路が冠水。
排水溝から雨水が噴き出し、交差点では雨水が川のようになっています。
岸壁に打ち付ける高波。
午後1時半過ぎ日置市では木も横に流され、かなり大粒な雨が横向きに降っています。
高校生:
雨が強くなり臨時休校になりました。強すぎます。ぬれて気持ち悪いです。
2学期が始まった市内の高校は台風接近で臨時休校となり、駅のホームには多くの学生の姿がありました。
まるで川のようになった道路は、車が大きな水しぶきを上げながら走行する様子が見られました。
午後4時半過ぎ、枕崎市では、海は灰色に濁り大きな音を立ててうねっています。
発生直後に上陸した極めて異例の台風12号。
大雨が長期化する可能性が出ています。
上陸した台風12号の影響で線状降水帯が発生する恐れがある鹿児島県。
鹿児島・いちき串木野市付近では1時間で、約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ記録的短時間大雨情報が発表されました。
ゆっくりとしたスピードで進むノロノロ台風の特徴があり、影響が長期化する可能性も高まっています。
すでに薩摩地方には警戒レベル4の避難指示が出されているなど、大雨による災害に警戒が必要です。
一方関東でも、午後3時半過ぎ、東京・練馬区でゲリラ雷雨が発生。
道路には大粒の雨が激しく打ち付けていました。
西東京市でもゲリラ雷雨が発生しました。
関東甲信ではこのあとも大気の状態が非常に不安定となる見込みで、急な雨や雷に注意が必要です。