香川県内の私立高校に通う生徒の保護者や教職員で作る団体が8月20日、私立高校の学費負担の軽減を求めて県に要請しました。
香川県私学助成をすすめる会の田中健二会長が香川県総務学事課の山下貴司課長に要請書を手渡しました。
要請では私立高校に通う生徒の学費負担の軽減のために県単独での補助を拡大することや、現在、年収590万円未満の世帯に支給されている入学金補助の年収制限の引き上げ、私立高校への運営費補助の拡充などを求めています。
(香川県私学助成をすすめる会 田中健二会長)
「私立高校に通う生徒も公立高校に通う生徒も同じように扱ってほしい。県でできる限りの私立高校へ、子供たちへの援助をしてほしい」
要請を受けて、県側は「国の動向を踏まえて検討する必要があるが、最低限、現状の助成制度は維持したい」と回答しました。