殺人の罪で起訴されたのは、石巻市流留の無職、佐々木嘉志被告(48)です。
起訴状などによりますと、佐々木被告は今年4月28日午前7時ごろ、自宅で、高校1年生の息子、慧太さん(15)の背中を刃物で突き刺し、ロープで首を絞めるなどして殺害したとされています。慧太さんの死因は心臓損傷でした。
仙台地検は今年5月から約3カ月間、事件当時の刑事責任能力を調べる鑑定留置を行い、その結果、刑事責任を問えると判断し、20日、起訴しました。
仙台地検は佐々木被告の認否を明らかにしていませんが、佐々木被告は事件の約1時間後に、知人に連れられ「息子を殺した」と自首していました。