岩手県北部などに伝わる盆踊り「ナニャドヤラ」を披露する伝統のイベントが、8月18日に洋野町で開かれました。
ナニャドヤラは、旧南部藩の領地だった岩手県北部や青森県南部に古くから伝わる盆踊りです。
18日洋野町で開かれた北奥羽ナニャドヤラ大会には、地元や青森県八戸市などから26チーム約760人が参加しました。
「ナニャドヤラ」という言葉の由来には様々な説があり、地区ごとにメロディーや歌詞が異なっています。
それぞれの伝統が現れた踊りや唄がステージで披露されると、訪れた人たちは一緒に踊ったり、拍手を送ったりしながら楽しんでいました。
観客
「思い出がよみがえるし『ふるさとって良いな』という気持ちになる。ナニャドヤラがずっと残っていけば良い」
参加者からは「楽しかった。ずっと続けて出られたら幸せ」などの声が聞かれました。
会場では、みな地域の絆を確かめながら伝統の祭りを満喫していました。