大学生が作成した「かるた」や「すごろく」などのゲームを通じて消費生活の注意点を学ぶイベントが8月19日、島根県松江市のショッピングセンターで開かれました。
お母さん:
「リユースってなんでしょう」
子ども:
「1!」
学生:
「何回も使うこと。正解!」
悪質商法への注意を呼びかけるかるたや、止まったマスに応じて様々なクイズが出題される消費者教育すごろく。
全て島根大学の学生が作ったゲームです。
このイベントは、松江市が行う消費者教育プロジェクトの一環で、若い世代に主体的に啓発を行ってほしいと島根大学の学生や地元の高校生ボランティアが進行役を務めました。
高校生:
「口約束でも契約は成立する?」
お母さん:
「お口で言っただけでも、約束になる?」
男の子:
「なる」
高校生:
「正解です!」
お母さん:
「なるんだって」
男の子:
「やった」
男の子:
「たのしかった。ぜんぶできた」
お母さん:
「ゲームを通してやっているのと、お兄ちゃんに聞くことで、私よりすごく聞いていたなという感じがしました。初めて知る言葉とか仕組みとかもあったので、私も勉強になったし、意外に息子が分かっていることにびっくりしました」
学生たちは、こうした自作のゲームや紙芝居を活用し、普段から地域の児童クラブなどで消費者教育を行っています。
島根大学3年生・山根織音さん:
「商品にはマークが付いていて、それを意識して買い物をすることによって、自分の生活がより豊かになるみたいなところに少しでも気付いてもらえたら良いなと思って活動しています」
学生たちは、10月の島根大学の学園祭でもこのイベントを行うということです。