きょうも暑い!
鳥取市で36.5℃、米子市で36.3℃など山陰両県の5地点で「猛暑日」を記録しました。
こうした中、鳥取市の小学校では、設備工事会社の職員などがエアコンの「清掃ボランティア」。夏休みが終わっても厳しい暑さが予想される中、子どもたちが快適に学習できる環境を整えました。

8月19日朝、鳥取市の修立小学校、教室で行われていたのはエアコンの清掃ボランティア。専用の道具も使って、エアコンのフィルターに付いたほこりを取り除いていきました。

このボランティア活動は、夏休み明けの子どもたちに、快適な環境で学習に取り組んで学んでもらおうと、鳥取県内の設備工事会社などでつくる「県管工事業協会」の東部支部のメンバーが、2013年から毎年この時期に行っています。
19日は協会のメンバー58人が市内の小中学校と義務教育学校14校に分かれて合わせて633台を掃除しました。

作業員:
「エアコンがないと暮らすことができないぐらい暑いからね。(快適な環境で)たくさん遊んで、たくさん学んで色んな経験をしてほしい」

この学校でも約3時間かけて、53台のエアコンをきれいにしました。

修立小学校・松下裕之校長:
「学校現場はエアコンを使わざるを得ない状況。学校にはエアコンの数が多いので、ボランティアに来ていただき、専門業者の方にきちんと清掃・点検していただくことは大変ありがたい」

鳥取市では、8月25日までにすべての小中学校、義務教育学校で夏休みを終え、授業が再開されるということです。

猛暑のため、エアコンも長期間の使用が見込まれる中、プロの手入れのおかげで子どもたちは快適に学ぶことができそうです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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