島根県出雲市で、小学生が消防士の仕事を体験し、防災への意識を高めました。

出雲市で開かれた「一日消防士」体験。
出雲市消防本部が、子どもたちに消防の仕事について理解し、防災意識を高めてもらおうと夏休みに合わせて開催しました。

8月19日は、出雲市内の小学4年から6年まで合わせて60人が参加。
実際の現場で消防士が使う道具も用いながら消防士の仕事を体験しました。

まずは「放水体験」。
子どもたちは水の勢いに驚きながらも、火に見立てた的をねらい、水を放ちました。

続いては「煙体験」。
煙が充満した室内に入り、非常口を目指します。

児童:
「(消防士が)たのもしかった」
「かっこいいなと思いました」
「知らなかったことがあったから、いっぱい知れてよかった」
「大きくなったら消防士になりたい」

出雲市消防本部・佐藤靖和予防課長:
「(子どもたちが)『僕もやってやる』『私もやってみたい』と思うやりがいにつながるといいなと感じている」

子どもたちは、体験を通じて防災や、あこがれの職業でもある消防士の仕事について理解したようでした。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。