8月18日夜、宮城県栗原市と南三陸町で住宅が焼ける火事がありました。いずれもけがをした人はいませんでした。
出火から約10分後に、近くに住む人が撮影した映像です。
警察によりますと、18日午後8時15分ごろ、栗原市金成大原木の会社員・菊地和佳さん(61)の住宅から火が出ました。
消防がポンプ車など10台を出して消火にあたり、火は約4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼したほか、隣接する平屋の住宅もほぼ全焼しました。
出火当時、いずれの家にも住人がいましたが、全員逃げて無事で、けがをした人はいないということです。
警察と消防で、火の出た原因を詳しく調べています。
また、南三陸町入谷の町営住宅では、18日午後8時すぎ、近くを通りかかった人から「建物が燃えている」と消防に通報がありました。
消防がポンプ車など4台を出して消火にあたり、火は約1時間20分後に消し止められましたが、長屋の一部が焼けました。
出火当時、住人は外出していて、けが人はいませんでした。