アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による会談が終了し、ヨーロッパ各国の首脳を交えた拡大会談が日本時間の午前4時前から始まりました。
会談にはイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランドに加え、NATO(北大西洋条約機構)とEU(ヨーロッパ連合)の首脳が臨んでいます。
会談では、トランプ氏とゼレンスキー大統領の会談を踏まえ、ロシアが求めるウクライナの一部領土の譲渡やアメリカとヨーロッパによる安全保障の確約などが協議される見通しです。
ヨーロッパ各国は、ゼレンスキー氏同様にウクライナの領土の割譲を拒否する考えを示していて、ロシア寄りの姿勢を示すトランプ氏との会談で妥協点を見いだせるのかが焦点となります。