最大9連休のお盆休みも明けた8月18日、体にこたえる厳しい暑さとなりました。そんな中、愛知県の西尾市と蒲郡市では、55店が参加する『MIKAWAdeかき氷総選挙』が行われ、抹茶やフルーツを使った“冷たく熱い戦い”が繰り広げられています。
18日の最高気温は、愛知県の豊田が39.2℃、名古屋が38.6℃など、各地で猛暑日となりました。
そんな酷暑の中、三河地方では「冷たく熱い戦い」が。その名も『MIKAWAdeかき氷総選挙』です。西尾市と蒲郡市、2つの市にある55店のかき氷に投票し、投票数とおいしさ、さらに見た目の映え度の3部門にわけて、それぞれ順位を決定する真夏の総選挙です。
西尾市はもちろん、抹茶をメインとした35種類のかき氷を展開する作戦です。
創業140年ほどのお茶の専門店が手掛ける「西条園抹茶カフェ」では、とにもかくにも抹茶推し。オリジナルの抹茶ホイップをふんだんにあしらい、中にゼリーやアイスを入れてひんやりを追求した人気ナンバーワンのかき氷です。
多い日には1日に250杯ほど出るということで、“ひんやり”を求めた多くの客が訪れていました。
客:
「抹茶の味が濃くておいしい」
店長:
「抹茶を飲むだけではなくて、かき氷などこんな食べ方があったんだとか、こんな味なんだと知って楽しんでいただけると、とても嬉しいです」
蒲郡市は、特産のみかんだけでなくフルーツで勝負です。中でも注目が「Cafeさかゑや」で、蒲郡産のフルーツを贅沢にトッピングしたかき氷。もちろん、蒲郡みかんも顔をのぞかせていて、西尾とは違い、フルーツの新鮮さで勝負です。
客:
「氷がサクサクです」
別の客:
「甘くておいしいです。フルーツがすごくフレッシュですね」
店長:
「見た目がインパクトがあって豪華なので、食べて楽しいと言ってくださいます。夏の思い出ができたなと、感じていただけると嬉しいです」
『MIKAWAdeかき氷総選挙』は9月30日まで行われます。
18日は、久々に出勤した人も多かったと思いますが、そんな時は熱中症のリスクが高まるといいます。はざま医院の伊藤伸介院長によりますと、体が慣れていないときに汗をかくと、塩分が体から出て熱中症を起こしやすくなるということです。
お盆の中でも、特に実家に帰省した人など、ずっと屋内の涼しい場所でくつろいでいた人は、体の熱への対応がうまくいかなくなり、通勤や屋外での作業といった暑い場所での行動中に熱中症を起こしやすくなるリスクが高まるといいます。
汗をかく前にこまめに水分を摂取するのが一番で、できれば氷水など冷たい水を飲むことで熱中症予防になるということです。
名古屋では8月19日以降も35℃以上の猛暑日が予想されていて、気象庁によると東海地方を含む東日本は、9月半ばまでの1カ月間は気温が平年より高くなる見込みです。