JA福井県は18日に臨時理事会を開き、2025年産コシヒカリについて、集荷の際に生産者に前払いする「概算金」を、60キロ当たり2万9000円とすることを決めました。去年の1万7200円から1万1800円の増額で、1.7倍となっています。
また、ハナエチゼンは7月末に示した2万3000円よりも5000円上げて2万8000円とし、去年よりも1万2000円アップ。いちほまれも、去年より1万1800円上がり3万400円としています。
コメ不足から価格が高騰した“令和の米騒動”は2024年産米の集荷後に起きて、政府は備蓄米の放出に踏み切りました。
福井県内で生産される主な銘柄の概算金が、軒並み増額となり、新米の店頭価格の動向が注目されます。
